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『I LOVE YOU』〜恋愛アンソロジー [伊坂幸太郎]

角川文庫

恋愛をテーマに人気の男性作家6人衆が筆を競い合う企画もの。


I LOVE YOU (祥伝社文庫 ん 1-42)




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恋愛には物語がある。
初めて異性を意識しはじめたとき、相手とのあいだに微妙な距離感を感じたとき、
初恋の同級生との再会を果たしたとき、そして別れを予感したとき…。
さまざまな断片から生まれるストーリーを、現在もっとも注目を集める男性作家たち
が紡ぐ、至高の恋愛アンソロジー
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○「透明ポーラーベア」伊坂幸太郎

トップバッターが、この人、伊坂幸太郎。

昨年末から、読み始めた伊坂作品、急に詰め込みすぎたせいか、
少し食傷気味になった『魔王』からしばらく目を休めていたのだが。

やはりこの人は面白い。

テンポ、リズム、ユーモア、、、そして少しのすれ違いと
こぼれない涙。

文庫本に目を走らせながら、脳内のバイパスは瞬時に
動物園の風景を映し出す。

文字が映像に変わるまでの時間が劇的に短いのだ。
だからこそ読み手は、文中の人物に感情移入しやすい。

昨年からのすごく遅れたボクの中でのマイブームであるが、
奥田英朗、重松清、と読まず嫌いはいかんなぁーと痛感させられた国内もの。
この分だと他にもきっと面白い作家、いるんだろうなぁーと
思いつつも、とっかかりがなく、この短編集もいい機会だと思って
買ってみたのだが!

○「魔法のボタン」石田衣良

なんだこの作家は!!

めちゃくちゃおもしろいじゃないか!!

半分ほど読んだとこで、頭に戻ってみると
『池袋ウェストゲートパーク』の作者だ!

いくらボクでもこのタイトルは知ってる。

・・・なんとなくだけど(笑)

たしか、ドラマかなんかになってなかったか・・・?

それは、ま、後で調べるとして。

この萌枝という女性の描き方がなんとも抜群にいい。

それより何より文章の質が高い。
会話のセンスがいい。
簡潔で知性的でほどよく遊びも知ってる文章。

読みながらホントにもったいなくて嬉しくて。

これを書いたら早速『池袋ウェストゲートパーク』を注文しにいくのだ。

うん

読まず嫌いはいかんなぁー♪

○「卒業写真」市川拓司
○「百瀬、こっちを向いて」中田永一
○「突き抜けろ」中村航
○「Sidewalk Talk」本多孝好

と、いうわけであとはサラッとタイトルだけ流しておく(笑)

伊坂幸太郎作品 感想
http://blog.so-net.ne.jp/bumps/archive/c35377481



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コメント 3

ナオ

こんにちは♪
私も読まず嫌いはいかんな~ということでアンソロジー(笑)
どうしても一冊の本に違う作家さんのお話が入ってるというのが・・・。なのですが、普通はこういった本から新たな開拓が始まっていくものですよね~。
私も頑張って読んでみます!!

石田さんの恋愛モノは読んだことがあるのでなんとなく想像はつくのですが、伊坂さんの恋愛モノ、すごく興味があります。面白そうですね。
by ナオ (2007-11-05 09:37) 

ひろこ

伊坂さんの作品が読みたくて買ったんだけど、これ一作だけで元が取れると思ったくらい面白かった。
でも、これって…本当に恋愛小説か???
「一般的に言う恋愛小説」とはひと味もふた味も違ってて、絶妙な方向にカーブやターンが入ってる気がするけど…(爆)
それにしても、その場にいない人間の、存在感たっぷりの描写がすごいよね。
by ひろこ (2007-11-05 12:55) 

Bump

>ナオさん そうそう、読まず嫌いはいけません。なんでも一回食べてみないと(笑)

>ひろこしゃん “恋愛小説”、ってくくりじゃないすよね。
ストレートにそう持っていかないところが、また伊坂氏らしいといえばらしいし、ある意味ひねくれ者ですよね(笑)
by Bump (2007-11-05 12:58) 

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